「組織再編成のお話」  株式会社マース・タックスコンサルティング


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組織再編成のお話

Q. お早うございます。今日はどんなお話を聞かせてもらえるのですか。

A. 今日は会社の組織再編成というお話です。

Q. 何か難しそうですね。

A. 今は日本中不況ですから、会社の経営者は皆様相当苦労されています。
つまり、会社を切ったり張ったりして不況とデフレの時代に合った新しい組織を作ろうというお話です。

Q. 一種の構造改革というものですね。具体的にはどのようにするのですか。

A. まず張る方の話ですが、売上規模を大きくする為に合併ということを考えます。
この場合は、合併後に経営効率をよくする為に重複する人員の削減を行います。

Q. 切る方の話はどうですか。

A. 大きい会社の経営効率をよくする為に会社を分割して、会社にあった経営を行います。
例えば、会社ごとに役員・従業員の給与体系を変えて、働く意欲を高めます。
つまり儲かる会社の給与は高く、儲からない会社のそれはそこそこということになります。

Q. 今なぜこういう話が出てきたのですか。

A. 今年の4月から商法と税法が改正され、組織再編成がやり易くなったからです。
具体的には法律上の手続きが簡単になり、一定の条件を満足すれば組織再編成に伴う税金がかからなくなったということです。
また、近い将来に連結納税という制度ができることも影響しています。

Q. どのような会社が組織再編成を考えるのでしょうか。

A. 私のお客さんの中に儲かる部門と儲からない部門を持っている会社があります。
儲かる部門だけの会社を作ってこれを上場したいと考えておられます。このような場合に会社分割を行うことを提案します。
つまり新たな会社を作り、この会社に儲からない部門を移します。
新しい会社の株式は既存の会社の持ち株比率に応じて株主に渡します。
こうすると、既存の会社と新しい会社は兄弟会社になりますが、既存の会社は内容が良く上場する時に有利になります。

音声でもお楽しみいただけます。LinkIcon組織再編成のお話

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